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AGA治療について

AGAとは

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症とも呼ばれています。
AGAは思春期以降の男性に多く発症します。  

それ自体は健康を害するようなものではないのですが、外見上に与える影響は大きく、それにより悩む人は後をたちません。

AGAそのものはヒポクラテス(紀元前460年ごろ – 紀元前370年)の時代からその存在が認識されておりました。その後、去勢された宦官はAGAを発症しないことなどからAGAと男性ホルモンに何らかの関係がありそうだということがわかってきました。  

1942年に入って、Hamiltonらが、AGAの家族歴のある人にテストステロン(男性ホルモンの一種)を直接注射することでAGAが発症することを報告し、AGAに男性ホルモンが影響していることが決定的になりました。

現在では、テストステロンそのものではなく、テストステロンは毛包で5α-還元酵素にて活性型の5α-ジヒドロテストステロンに代謝され、それが毛母細胞の男性ホルモン受容体に作用し、TGF-βやDKK1といったサイトカインを放出させることで、毛の成長を抑制し、薄毛に至ると考えられています。

AGAはそれがあるからといって、健康を害するわけではないのですが、外見に与える影響が大きく、QOL(Quality of life:生活の質)に大きく影響を与えます。

AGA自体はcommon disease:ありふれた疾患で、30代男性の10%、40代男性の30%、50代男性の40%、60代男性の50%でAGAの症状が見られると言われています。それでも欧米の人と比べる若年層の有病率は低いとされています。

当院のAGA治療

AGA治療には毛包を守り、髪の毛を維持する(内服薬)と、
毛包に働きかけ活性化させる毛髪再生治療(外用薬・HARG+療法)の2つがあります。

髪の毛を維持する治療=守りの治療、毛髪再生治療=攻めの治療

攻めの治療だけでは、一旦毛が生えたとしてもまた徐々に抜けてしまい、逆に守りの治療のみだと、髪の毛が増えていかない、ということになります。

AGA の治療というのは、ある程度、髪が生えてくるまでは、毛髪再生治療と髪の毛を維持する治療を組み合わせて行うことが大事で、理想的にはHARG+療法が終わった後も、髪の毛を維持する治療であるフィナステリドか、デュタステリドを継続することが望まれます。

当院のAGA治療は
HARG+療法、ミノキシジル外用による攻めの治療
フィナステリド、デュタステリド内服による守りの治療
を併用して行い、徹底的に薄毛をたたきます。

AGAの症状

日本人では、20代後半から30代にかけてみられることが多いです。髪の生え際(前頭部)もしくは、同時に頭頂部の髪のコシが弱くなってきます。徐々に同部位の髪が細くなり、短くなってきます。さらに薄くなっていくと、産毛のようになり前頭部の生え際が後退し、頭頂部の頭皮が見えるようになってきます。徐々に髪の毛がなくなり、頭皮が露出した生え際と頭頂部が繋がってきます。日本人の場合、頭頂部に症状が優位になることが比較的多いとされていますがその理由についてはよく分かっていません。

進行度に関しては、世界的にもNorwood分類が使われています。


(Michala Fiurásková らによるPathobiology of androgenetic alopeciaより引用しました。)

AGAの病態としては毛包の成長期の期間が短くなり、十分に成長しないまま、退行期、休止期となり脱落するようになります。最終的には毛穴が閉じて毛がなくなります。


現在、様々な内服薬、外用薬、注射療法(HARG+療法など)、植毛術が開発され、その治療に大きな進歩が見られています。

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