はなふさ皮膚科

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女性の薄毛治療薬パントガールとは

「女性の薄毛ってどうやって治療したらいいの?」
「サプリや育毛剤ではなく、きちんと効果が出る治療をしたい」

こういったお悩みをお持ちの女性のために、女性専用の薄毛治療薬「パントガール」が開発されました。ここでは、パントガールにどのような成分が含まれていて、どうやって薄毛を治療していくのか、どれくらい薄毛に改善効果があるのかなどをご紹介します。

パントガールとは

パントガール(Pantogar)とは、女性の薄毛を改善するために開発された治療薬です。ただ栄養素を補うだけのサプリメントとは違い、効果が実証されている医薬品であることが大きな特徴になります。

女性の薄毛専用の治療薬

パントガールはびまん性脱毛症や分娩後脱毛症に使える治療薬です。分娩後脱毛症は、出産後に抜け毛の量が一時的に増えてしまう疾患のことです。
パントガールは、このようなびまん性脱毛症や分娩後脱毛症を治療できる医薬品として、世界で初めて開発されました。

男性のAGA治療薬は女性に使えないことが多い

男性の治療薬には、フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルのタブレットなど種類がいろいろとあります。

しかし女性の場合、フィナステリドやデュタステリドは使えません。使えるものといえば、ミノキシジルの塗り薬かサプリメントくらいでした。治療薬の選択肢がとにかく女性は少なかったのです。そのような中で発売されたパントガールは、女性にとって新しい希望となりました。

女性の10人に1人は薄毛に悩んでいる

女性は男性とは違い、20代や30代ではなく40代以降で薄毛の症状が出やすいことが特徴です。40代では約3~4人に1人、50代や60代では約10人に1人が薄毛の悩みを抱えていると言われています。

パントガールの有効成分や働き

パントガールは、フィナステリドやミノキシジルなどの医薬品とは違い、複数の成分を配合した飲み薬です。1カプセル中に、次の成分が配合されています。

・ケラチン…20mg
・パントテン酸カルシウム…60mg
・パラアミノ安息香酸…20mg
・ビタミンB1…60mg
・薬用酵母…100mg
・L-シスチン…20mg

主にビタミンやアミノ酸が配合されているパントガールは、男性の治療薬として使われるフィナステリドやミノキシジルのタブレットのように、毛周期に直接何かしらの影響を与えるものではありません。髪の毛の成長に必要な栄養素を補って、発毛を促進する効果がメインとなります。

ケラチン

ケラチンはたんぱく質の1つです。髪の毛の8割はたんぱく質でできており、このたんぱく質のうち約7割はケラチンが占めています。つまりケラチンは、髪の毛を構成する大切な成分だと言えるのです。髪の毛の主成分とも言えるケラチンを補給することで、活き活きとした髪の毛に導きます。

パントテン酸カルシウム

ビタミンB5とも呼ばれるもので、髪の毛や皮膚を健康に保つ働きを持つ成分です。エネルギーを作る手助けをしたり、副腎質ホルモンの合成を助けたりする働きもあります。

パラアミノ安息香酸

アミノ酸の1種で、紫外線から皮膚を守る働きがあると言われています。パントテン酸の働きをサポートする力があることも特徴です。

ビタミンB1

糖の代謝に関わっているビタミンです。糖からエネルギーを作り出し、体を動かす手助けをします。エネルギーを作ることで、髪の毛の細胞の働きをサポートする成分です。

薬用酵母

ビタミンB群やたんぱく質などを含んでいます。栄養補給のための医薬品によく配合されている成分です。髪の毛の健康を維持する手助けをします。

L-シスチン

髪の毛を構成するアミノ酸のうち、もっとも構成比率が高いと言われているものです。髪の毛を健康に保つことはもちろん、爪や皮膚などにも良い働きをしてくれます。

パントガールの有効性

3か月間にわたってパントガールを服用してもらった臨床試験では、使用した方の70%で抜け毛が減少したという結果になりました。このうち20%の方は抜け毛がほとんどない状態にまで改善したとのことです。

パントガールの服用を始める前は1日の抜け毛の本数が94本でしたが、パントガールを飲み始めて6週間後には53本、3か月後には45本にまで減ったという臨床結果もあります。抜け毛の本数がわずか3か月で約半分にまで減ったのです。

このようにパントガールを服用してもらった臨床試験では、女性の薄毛に対してしっかりと効果が確認されています。

パントガールの副作用や注意点

パントガールの副作用はとても少ないと言われています。事実、これまでにパントガールを服用して何か重大な副作用が起こったという報告はされていません。

パントガールの副作用

ほとんど副作用が起こることはありませんが、まれに胃腸の不快感や腹痛、頭痛や動悸などが起こる可能性があります。人によってビタミン類は空腹時に飲むと胃腸へ負担がかかる場合があるので、空腹時には服用せず食後に飲むようにしてください。

パントガールを飲むときの注意点

妊娠中や授乳中の方は安全のため服用をしないようにお願いします。またパントガールに含まれている成分にアレルギーをお持ちの方は、服用しないようにしてください。万が一飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で1回分を服用します。

次の服用時間に近い場合は、飲み忘れた分は飛ばして、次の分から飲んでください。ただし、飲み忘れたからと言って2回分を一度に飲むことはできません。

パントガールは男性でも服用できないことはありませんが、女性の薄毛に着目して作られた医薬品のため、十分に効果が出ない可能性があります。

パントガールは個人輸入もできるけどおすすめはしない

パントガールはクリニックだと、1か月分で7,000~10,000円ほどで処方してもらえます。一方で個人輸入をすると、同じく1か月分が6,000円前後で買えることが多いです。できるだけ治療費を抑えたいから個人輸入で買おうと考えている方もいるかもしれませんが、個人輸入でパントガールを買うのは次の理由からおすすめできません。

偽物の可能性がある

個人輸入だと、クリニックに通う必要がない上に少し安く薬を買えます。しかし、個人輸入で手に入る薬は偽物の可能性が否定できません。パッケージだけ同じように作って、中身はまったく違うものが入っていることがあるのです。ジェネリック医薬品とうたい、別の薬を販売しているケースもあります。これではお金をドブに捨てているのと同じです。

有効成分が入っていないことがある

薬として販売されているはずなのに、有効成分を一切含まないものが販売されていることもあります。入っていないだけならまだマシなほうで、まれに体に害のある成分が入っていることもあるものです。お金を出して効かないものを買ってしまうリスクがあるだけでなく、むしろ体にダメージを与えてしまうかもしれません。

パントガールは医師に相談してから処方してもらおう

パントガールでの治療を考えている方は、必ずクリニックの医師に相談して処方してもらいましょう。パントガールでの治療が適しているのかを医師に判断してもらった上で治療を始められます。

まとめ

パントガールは、女性の薄毛治療のために開発された医薬品です。髪の毛の成長に必要な栄養素を十分に補給することで、発毛効果を発揮してくれます。3か月続けて飲むことで、70%の方で抜け毛の減少が見られたという結果があることから、まずは3か月から続けてみてください。

個人輸入だと偽物だったり害のある成分が入っていたりする可能性がゼロではありませんので、治療を確実に進めるためにも一度クリニックへご相談ください。

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