HARG+療法とは
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ASCV+HRLVの薄毛に対する効果
ASCV+HRLVには100億個のエクソソームが含まれています。エクソソームとは細胞外小体のことで、細胞同士の伝達に極めて重要な働きを担っています。エクソソームは細胞膜成分によって守られ、内部にはマイクロRNAやメッセンジャーRNA、多くのタンパク質が含まれています。エクソソームはターゲットとなっている細胞に取り込まれ、その効果を発揮します。 それらの成長因子は多種多様な働きがあり、それぞれ相互に関係して複雑な働きをしています。 薄毛に対しては、- ・細胞増殖(毛母細胞)、ヘアサイクルの正常化 Wnt/β-catenin,EGFR, Caveolin12, CDC42,DDR2, GFFR2, miRNA100,25
- ・抗細胞老化 PRDX1, PRDX6, HSP90AA1, LMNA, miRNA229,385,203
- ・抗炎症 APOE, GSTP1, TNFRSF1A, miR let-7b,231,835,391
- ・再生/損傷 Caveolon1, Collagen TypeⅠ/Ⅲ,EGFR, FGDR1,miR431,455
当院のHARG+治療のこだわり
1.効果へのこだわり
当院のHARG+療法は、とにかく結果にこだわります。当院のHARG+療法は、現在効果的と言われている内服(フィナステリド、ミノキシジル、パントガールの1ヶ月分)も治療にすべて含まれており、徹底的に薄毛をたたきます。2.痛みへのケア
当院では通常流通されていない33G針という極細の針を使い、痛みの少ない治療を実践しております。 さらに痛みの緩和のために神経ブロック麻酔を使用しております。3.衛生面・安全性へのこだわり
当院では熟練した皮膚科専門医、形成外科専門医、もしくはそれに准じる実績のあるドクターが正規品のASCV+HRLVを用い、安全性、衛生面に細心の注意を払って施術を行います。4.リーズナブルな価格
当院のHARG+治療はかなりリーズナブルな価格で提供させていただいています。 また支払いやすい体制をとっております。5. アフターケア
治療後もフォローアップさせていただいております。幹細胞による再生医療とHARG+療法の歴史
幹細胞を利用したアンチエイジング法は以前から研究者に注目されていました。幹細胞とは、自らと同じ幹細胞に分化する能力と、その他、何らかの機能を持つ細胞(血液、肝臓、脂肪など)に分化する能力の両方を持っている細胞です。これらの細胞を利用して若返りに利用しようとするのは比較的自然な発想かと思われます。
幹細胞としてよく知られているものは骨髄に含まれる幹細胞(赤血球、白血球などに分化する)があります。しかし骨髄から幹細胞を取るというのは、骨を割って中の骨髄を採取する必要があり、かなり患者様のご負担になることです。
また、骨髄由来の幹細胞は外見を司る皮膚とはやや系統が異なり、皮膚のアンチエイジングにはやや使いにくい事が分かってきました。そこで、比較的入手しやすい幹細胞として脂肪幹細胞が注目されるようになっていきました。昔は脂肪に幹細胞があるということも明らかではなく、それが知られ、かつそれが分離される技術が確立されたのは1990年後半です。
脂肪幹細胞のメリットの一つは入手しやすい、という点です。脂肪そのものは脂肪吸引にて本来捨てられてしまうものがたくさん手に入りますので、そこから幹細胞を分離し培養する方法が確立されれば、いくらでも手に入れることができます。
もう一つのメリットは、脂肪幹細胞は皮膚に近いためか、皮膚の若返りに使いやすそうだ、ということが分かってきたことです。
まずマウスを使った実験が行われることとなりました。
マウスの脂肪幹細胞を分離培養し、それをマウスの皮膚潰瘍につけることで、傷の治りが早くなることが確認されました。
よく調べてみると脂肪幹細胞自体が傷に付着し、分化して傷を治しているのではなく、脂肪幹細胞から放出される成長因子、サイトカインが傷の治りを促しているということが分かってきました。その結果、脂肪幹細胞を分離、培養し、そこから分泌される成長因子、サイトカインなどのタンパク質を精製し、それを再生医療に用いようというアイデアが出てきました。
この方法には大きなメリットがあります。脂肪幹細胞そのものを利用する場合は、本人の脂肪幹細胞を使用する必要があります。他人の脂肪幹細胞を使用したら効果がないばかりか、重大な拒絶反応が起こる可能性があるからです。
そのため脂肪幹細胞そのものを利用するためには、患者さま自身から脂肪を取り出し、そこから脂肪幹細胞を分離し、さらにそれを培養するという必要があります。そうなると一回の治療で莫大な費用と時間、患者さまの体力的負担が必要になりますので、とても現実的とは思えません。
それに対し脂肪幹細胞が分泌したタンパク質を使用する方法ですと、脂肪幹細胞自体は他人のものでも構わず、かつ脂肪幹細胞を育てていればどんどん成長因子やサイトカインといったタンパク質を作ることができますので、安価に治療を行うことができる、ということになります。
そしてその脂肪幹細胞から分泌されたタンパク質を精製し、滅菌したものがAAPEパウダーです。そこにはさまざまな成長因子、サイトカインが含まれており、皮膚の若返り治療に使われ、同時に薄毛治療に応用されるようになってきました。AAPEパウダーを溶解し、頭部に注射する薄毛治療のことをHARG(ハーグ)療法と呼びます。
2008年ごろからHARG療法が用いられるようになりました。それまでは、つけ薬と飲み薬の治療しかなく、それで効果がなければ高い費用と時間をかけて植毛するしかありませんでした。
その間を埋める治療として、HARG療法は瞬く間に普及しました。国内外を合わせて3万件以上の施術実績があり、高い安全性と効果が確認されています。現在では様々なエビデンスが提出され、薄毛治療のスタンダードとして定着した感があります。
2022年、エクソソームの研究、開発が進んだことにより、製剤がエクソソームを豊富に含むASCV+HRLVを用いるHARG+にアップグレードされました。
HARG+治療について
【未承認機器・医薬品等】
この治療で使用されるのは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
日本では、未承認医薬品・医療機器を医師の責任において使用することができます。
【入手経路】
メトラス株式会社より個人輸入しております。
【国内の承認医薬品の有無】
国内においては承認されている医薬品はありません。
【諸外国における安全性に係る情報】
リスクとしては熱感、発赤、かゆみなどが報告されています。