エクソソームが追加されHARG+療法となりました
2022年10月以降、エクソソームが追加されHARG+療法となりました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
HARG+療法の効果について
HARG+は薄毛治療において高い効果と安全性が認められています。 当院における20例のオープンテスト(男性10名、女性10名)では毎月HARG療法を計4~8回行いました。男性
HARG+療法 | + | フィナステリド1mg内服 | + | ミノキシジル5%外用 |
女性
HARG+療法 | + | パントガール内服 | + | ミノキシジル2%外用 |
女性 薄毛治療
▶料金:1回 88,000円
主な副作用:頭皮の内出血、一時的な痛み
▶料金:1回 88,000円
主な副作用:頭皮の内出血、一時的な痛み
▶料金:1回 88,000円
主な副作用:頭皮の内出血、一時的な痛み
男性 薄毛治療
▶料金:1回 88,000円
主な副作用:頭皮の内出血、一時的な痛み
▶料金:1回 88,000円
主な副作用:頭皮の内出血、一時的な痛み
Shin Hらの男性型脱毛症に対するAAPEの治験を行いました。HARG療法のみ12週間治療を行なって、 ・1cm平方で97.7本から108.1本に増えた(10.6%)。 ・髪の毛の平均の太さが65.4μm から71.8μm に増えた(9.8%)。 と短期間にしてはなかなかいい結果を得られています。
また6名の男性型脱毛症の方を対象としたスプリット試験(頭部の半分にHARG療法を行い、残り半分には治療を行わない)を12週行なったところ、左右で優位差を認め、HARG治療の有効性が確認されました。Shin Hらは27名の女性に対するオープン試験で週1回12週の治療後の観察で、 ・1cm平方あたり、頭髪が105.4から122,7本に増えた(16.4%)。 ・髪の毛の平均の太さが57.5 μm から64.0 μm に増えた(11.3%)。 ・大きな副作用はなかったと述べている。と報告しています。
H. Fukuokaらによると`Hair Regeneration Treatment Using Adipose-Derived Stem Cell Conditioned Medium:Follow-up WithTrichograms’で22名の男女(男11名、女11名)に対して、HARG療法を3~5週に一回、計6回行ったところ、95mm2上あたりの密度で、 ・男性で29 ± 4.1本 ・女性で15.6 ± 4.2本の増毛を認めたと報告します。
同論文内で男性は6名にフィナステリド内服を併用、5名はフィナステリド内服なしで治療が行われました。 フィナステリド併用群と非併用群の間には毛髪の生え方に有意差はなかったとのことです。 すなわちフィナステリドを飲んでいても飲んでいなくてもHARG療法の効果は変わらないということになります。 また同論文でH.FukuokaらはAAPEパウダーによるスプリットテスト(頭部の半分にはAAPEを注射し、反対則には偽薬を投与)したところAAPE側に優位に発毛を認めました。同論文内で男性は6名にフィナステリド内服を併用、5名はフィナステリド内服なしで治療が行われました。 フィナステリド併用群と非併用群の間には毛髪の生え方に有意差はなかったとのことです。 すなわちフィナステリドを飲んでいても飲んでいなくてもHARG療法の効果は変わらないということになります。
また同論文でH.FukuokaらはAAPEパウダーによるスプリットテスト(頭部の半分にはAAPEを注射し、反対則には偽薬を投与)したところAAPE側に優位に発毛を認めました。Won らは’The Basic Mechanism of Hair Growth Stimulation by Adipose-derived Stem Cells and TheirSecretory Factor’の中で ・AAPEは毛乳頭細胞を130%ほど増殖させた ・AAPEはVEGF、PDGF、IGFBPなどの成長因子を含んでいる。 ・そのVEGFは血管を新生することで、毛髪、毛包の成長を促す。 ・AAPEなに含まれるIGFとHGFは様々な経路を通じて毛包の成長を活性化する。 ・PDGFとその受容体は毛包の発達と関係し毛包を成長期に促し、それを維持するような働きがある。 ・IGFBPはIGF-1を調整することで毛髪の成長を促す。と述べています。
Reza Tabatabaei Qomiらによると最近のデータでは、AAPEは ・成長期の毛包の周囲の脂肪組織を増やし頭皮を分厚くし、退行期や休止期にはその逆の反応を促すことで毛周期のリズムを整えている。 ・WNTs, PDGF, BMPs, and FGFsなどの放出を促すことで、毛周期を整えています。これらの伝達物質は休止期毛包幹細胞の分化を促し、バルジ領域(※)を活性化させている。 ・毛包周囲の血流を改善させることで、髪の成長と毛包の修復を促している。ということを報告しています。 (※)バルジ領域とは、毛包の中間くらいにある領域で、毛包幹細胞、色素幹細胞が含まれており、発毛において決定的に重要な領域。
Luckyらは、5%のミノキシジルは48週で17.8%毛の密度が増え、2%のミノキシジルでは13.8%毛の密度が増えると報告しています。 またPriceとMenefeeによると2%のミノキシジルを24週使ったところ5%、毛の太さがアップしたと報告しています。 それと比べるとHARG療法は12週間で16.4%、毛の密度が増えることが確認されており、髪の毛を素早く増やすのに適していると考えられます。またHARG療法の場合、12週で11.3%毛が太くなっていますので、毛をより早くよく太く濃くする効果があると言えるでしょう。